代表ご挨拶

1993年に事業を開始してから、もうすぐ30周年を迎えます。事業を始めたきっかけは「好きだから」。スノーボードなどのウィンタースポーツ、スキューバダイビングなどのマリンスポーツ、そして洋服といった自分の「好き」を仕事にしたいという思いから事業を始めました。当時はもちろん不安もありましたが、仕事をしていく中で好きなことを仕事にしてよかったと思えるようになりました。趣味と仕事を分けるという考え方もありますが、趣味を仕事にするのが私の生き方です。

最初は1人で事業を初め、30年の時を経て今では約30人という規模になりました。その道のりの中で「経営者たるもの」とは何なのか考えるうちに、「次世代のために」という企業理念が必然的に湧いてきました。ただ、その企業理念も時代に合わせて変わっていくべきだと思います。「変化する」ことは「生きること」です。自分本位ではなく、その時代に求められることをしたいと考えます。

しかし時代が変わっても変わらない思いがあります。それは人を好きになること、人を信じることです。たとえ誰かに裏切られたとしても、それは自分に至らない点があったからだと、自分自身を顧みて反省し、成長していきたいと思います。人に裏切られ、失望することがあっても、それでも人を好きになろうという思いは創業当時から常に持ち続けています。

弊社が大切にしていることの一つに地域性があります。自分が生まれ育った街の未来を良いものにしたいという思いは必然的で、誰もが心のどこかに持っているでしょう。三重は決して都会とは言えませんが、都会にないものがこの地にはあります。例えば海や山が近距離にある自然の豊かさ。三重には三重の良さが、他県には他県の良さがあります。だからローカルというものを大切にしていきたいと思うのです。これからは地方の時代だと信じています。そのために地方はもっと頑張らないといけません。弊社のような地域にフォーカスした企業がもっと増えてほしいと願っています。

弊社はこれからも「サブカルチャー」「次世代」にフォーカスした事業を展開していきます。時代に合わせて変化することは必要ですが、根幹にあるものが大きく揺らぐことはありません。

お客様の笑顔のために。

自分たちの「好き」から始まった事業がお客様の笑顔を頂けるように。そのために、現状に満足することなく、今後も果敢にチャレンジし続けていきたいと思います。

 

代表取締役社長 安保 尚雅

 

株式会社たまや代表が日々綴るブログ

「憶えておきたい事と伝えておきたい事」